「勝負よ、手塚!!!」
一陣の風がコートの端から端まで吹きぬけた。
風は私のスコートと髪をなびかせて美しく通り抜ける。
愛用のラケットを手に、指し挑むのは生涯のライバル、生涯の天敵、は?不二の生涯の恋人?なに言っちゃってくれてんのさ!!!黙んなさいよ、ソコォ!!!!!

「私が勝ったら――――女テニにこのコート明け渡しなさい!!!」

背中に女子部員、前に男子部員。
おのおのの部長を筆頭に、私たちは対峙していた―――――。







    世界の中心で勝利を掴んだと思っていた私







「しかしだな、俺たちは全国大会を前に――――」
「黙らっしゃい、この職権濫用がぁ!!」
ビシィ、とラケットはそのままに、威風堂々只今の敵である手塚国光を見据えた。後ろからは「そうよそうよ!!」と控えめにも攻撃性を備えた女子部員が野次を飛ばしている。ううむ。
「関東大会までとの約束で女テニコートを貸していたにも関わらず、いざ終わってみたら"全国大会が終わるまで…"なんてムシが良すぎるのよ!!!
大体男テニは女テニよりコートひとつ多いのにふざけたこと言ってんじゃあないわよ、キィ!!!」
「だが、」「えーい、都大会止まりの女テニだってバカにしてんじゃないわよ!!!こっちだって1年に試合のノウハウ叩き込むんですからね!!氷帝女テニとの練習試合だって近いんですからね!!!」
反論する手塚の言葉を待たずにわたしは捲し上げる。そう、目前に迫った練習試合…1年生を主だって試合させることを承知しての毎年恒例の練習試合……。勝つことが目的じゃない、試合慣れしてない1年生を慣れさせるための試合なんだ…って思っても負けるものは悔しいんじゃー、チクショー!!!
忘れまじ、2年前1ゲームも取らせずに完勝しやがった嫌味な女!!!去年は用事があっただかなんだかでいなかったけど、今年こそはメッタメタのギッタギタにのしてやるんだわ、あははは!!!
「氷帝?」
「そうよ、こないだ氷帝の伊達(エロ)メガネに手引きしてもらって偵察に行って来たわ。男テニの方が詳しく聞き込めたのが悔しいところね、あくまで女テニの情報を多く欲しかったのに…」
「って、その話は本当か!?」
突然乾君が飛び出してきた。「ええ」ちょっと手放しに褒めたらぺらぺらと……バカな関西人だったわ…と呟けばざわざわと向こうから「忍足だ」「氷帝の天才だ」などという単語が聞いて取れた。
「いや、だがしかし……」
「あの人なんだかのこと気にしてたみたいだから……まあちょっと、ね」
「ちょっとってなによ!!そんなこと一言も……」
まあいいじゃない、とをたしなめる。おかげで貴重な情報もらえるんだしー、とにこやかに(不二直伝)笑うと誰も何も言わない。

「まあ、そんなわけだから勝負しなさいよ。私らと」
「女子部員総当り、男子レギュラーから1ゲーム取ったら私らの勝ち!!っていうルールでお願いします」
にっこりとが手塚に向かって笑いかけた。あ、今無表情の表情が固まったように見えた。
「なぜそのように不利な条件をこちらがのまなくてはならない…」
「えー、てゆうか元々そっちが約束破ってくれちっゃてるし、なにより力の差ってのが歴然だし、氷帝の情報提示するって言ってる上にレギュラーって条件つけたげてるじゃないのよ」
これ以上なにをわがまま言おうっていうのよ、なんだったら私は50歩譲ったところを引っ込めて、えーっとそこの1年トリオの中の誰かと私!!とか言うわよ!!
黙して語らず目で殺せ……の気迫を背負って手塚を睨みつける。きっと後ろにいる部員もそんな風に見てくれるはず…うっとりとかしてたら特別スパルタハードメニューをやらせるかもしんない。

「……わかった……」
苦渋の決断だ、とでも言うかのように頷き声を絞り出した手塚を見て、私は満足そうに頷いた。それでいい。
「ついでに誰が私たちの相手をするかって決めていい?」
「勝手にしろ」
手塚のオーケーと共にわー、と手を取り合い、作戦会議を開く。って言ってもとの相談が主なんだけどね。
「えーと、どう考えてもパワータイプには私たちは敵わないから、桃君とタカさんはダメでしょー」
ちらり、とがふたりを見て首を振った。
「あ、絶対に手加減しないから手塚とリョーマ君もダメだよ」
「大石君は…個人的に戦いを挑みたい…けど、敢闘精神タイプだと思うからやめといたほうがいいと思う」
「あー、そんなかんじ」
こそこそ話に花が咲く…って花が咲かなきゃ決めらんないわけだけど。
「菊丸は―――長期戦に持ち込めばスタミナ切れるっかなー、みたいな」
「えー、菊丸君を負かすなんて私できない!!」
「……の個人的意見なんて聞いてないから」
「ほう、は英二に想いを寄せているのか」
あんまり話が(それなりに)盛り上がったものだから、突然沸いてでたウニの存在に一瞬首を傾げるような気持ちになったのだ。

「……………………」
「……………………」
「ってどこから沸いて出たーーー!!!」
あんまり突然だったものだから、思わず思い切り 叫 ん で し ま っ た !!!
しかも後輩の前で…ううう………。
「うん、予想通りの反応だ。いやいや、オレは君たちの味方だ。敵の情報はひとつでも多く知りたいしな」
「本領発揮…みたいな?なによ、他校にうちの女テニが気になるとか言ってる人でもいるの?」
「まあな!!は六角受けがよさそうだしな」千石はなんだかんだでそっちを覗いてばかりいる。
悪びれもなく言う乾君に、「そうね、なんだか知らないうちにメモリーが増えてたわ」と返したらあの奥が見えない摩訶不思議メガネがキラリと光って「ふむ」とつらつらとノートに何事かを書き始めた。
「で、ホラ。味方なんでしょ、アドバイスちょうだい」
「ああ…そうだな」
ツツー、と指をノートに走らせ、乾君は機械的にノートに書かれていることを読み上げた(ように感じた)。
海堂君はあれでいて女の子には優しい。
菊丸については私が言ったとおりだそうで。
オレはやめとけ容赦はしないと言い、不二は大穴でもしかしたらすんなりいくかもしれないと言った。…曖昧だなあ…でもなんだっけ、不二のデータは正確にはとれないんだっけ。

うーん……



「よっし、じゃあ菊丸英二で指名しまーす!!!」
「えぇーーーー!?」
不満の声が双方から上がる。ひとりは菊丸本人、ひとりはだ。
「だーかーらー、の個人的意見なんて私は聞きません!!!」
「ひっどい!!勝手に私の情報売っといてぇ!!!」
「お、オレはぁ!?」
菊丸よりも激しく抗議する(と菊丸本人)を軽やかにスルーし、後ろの後輩たちに先輩らしくキリッと私は話しかける。
「いいこと、ハナっから諦めるんじゃないわよ!公式試合だと思ってやんなさい。今まで頑張った成果をぶつける勢いで頑張るのよ!!!」
ハイ!!と運動部らしい団結力のある返事を聞いて、私はにっこりと頷いた。よし、期待してるわみんな!!!

そして戦いの火蓋はき……「ちょっと」って落とされる前に呼び止められたのでありました。
「……なによ」
ふりむいたそこには不二周助、生涯のライバル、生涯の天敵、は?生涯の恋人?なに言っちゃってくれてんのさ!!!黙んなさいよ、ソコォ!!!!!(再)
「僕は君と特別に――――試合がしたい」
「はぁ?」
私は思い切り訝しげな顔で首を傾げた。なんだと…言うのだろうか、一体。
「ルールは……そうだな、君が僕から1ゲーム…いや、1ポイントでも取ったら君の勝ちでいい」
あまりに不二の顔は真剣だった―――本当に、一体なんだというのか。不二がこんなにも真剣なんて―――――。

「僕が勝ったら……」

ごくり、と生唾を飲み込む周囲の緊張感すら手に取るようにわかった。
私ですら、少したじろぐような緊張感を持っていた。



のケータイのメモリーから千石のアドレスは消し去ってもらうよ!!!ついでに六角の偵察はナシ!!!」



なんで千石!?という疑問がその場にいる全員の顔に浮かんだのを私は見逃さない……てゆうか。
「なんであんたが私のメモリー知ってるのよ!!!」さっきの会話が不二に聞こえるはずがないのに!!!ひそひそ話しだしさあ!!
「この間交換してたのを見ていたからだよ」と、千石がね。とあまりに恨めしげに微笑む不二が空恐ろしかったので私は思わず「わかった」と呟いてしまっていた(条件反射!!!)。
ギャラリーの遠くのほうで乾君が六角の偵察はナシって困るんだがなあ、と小さく呟いていた。あくまで小さく。
「……てゆうか私が勝ったら不二はなにしてくれるの?」
「そうだね……コーチでもなんでも、たちが氷帝に勝てるよう手伝うよ」
へぇ、大した自信だ。………ルールもルールだしね。
「ふふん、いいわよ」
ギラリ、と火花が散る。
36名物コンビ二組、ここに対峙するってか。






隣のコートでは少しずつ菊丸の体力を削り、応戦している。
男テニに比べて人数の少ない女テニ精一杯の戦い………ちょこまかと動きつつも最小限の動きで鎮圧しているところを見ると、菊丸もバカではないことが伺える。
試合慣れしてない1年生にはキツかろうが、きっといい経験になるはず……!!2年、3年と総当たっていけばきっと倒せる……!!!だから私はこちらに集中しよう。恐れ多くも男テニナンバー2を張る男、不二周助が私の試合相手なんだから……!!!
いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもっ………これでもかというくらいいろんな意味で苦渋を飲まされてきた――――それが今やっと正当に仕返し――――はできないかもしれない。
実力か違うのはわかっている、そのためのハンデだ………うん。
でも一糸報いることはできるはず……いつもいつもいつも、これも本当に何度も言ってるけど!!!
「勝負!!!」
試合開始のホイッスルが鳴る。サービスは私だ、わはは、いくぞ不二!!とくに男テニのように目立った(必殺)技のない女テニだけど、基本とパワーとスピードは平均以上に鍛えてるんだーーー!!!



なんていうほのかな自信はメタメタに打ちのめされて、現実につきつけられた。
はじめは追いつきながらも打ち返し、それなりにラリーが続いていたのに……!!
トップスピンショットを出したと思えばつばめ返しされ、スマッシュを打ったと負えば羆落とし……全力尽くしすぎ!!!と思っても口には出さず…むしろギャラリーが不二先輩容赦なさすぎ、と私に同情してくれる始末だ。
やあやあそれはどうもありがとう……でもぜんぜん嬉しくないから!!どうせならポイント取りたいんだから!!!
しまいにはコートの端から端まで走らされて息も絶え絶え、スタミナ切れ、か!!!うわぁん、もはや……か、返すこともできない!!!

「フフフ、どうしたの。ずいぶん息が上がってるみたいだけど」
肩で息をする私を見て、不二は至極嬉しそうに笑った。なんていけすかない!!!あれはもう確実に勝利を確信している笑みだ、余裕だ、気に喰わない!!ど畜生!!!
「くっ……不二のバカ!!意地悪!!!ちょっとは手加減しろーーー!!!」
「いやだね。ああ、どうせなら忍足のメモリーも、とか言っておけばよかったなぁ」
「っかーーー!!ムカツク!!!」
にたり、と笑うあの腹立たしい顔を見ただろうか。見たよね、見た!!!鼻っぱしら折りたいほどムカツクの!!!
笑顔で余裕に打ち返してくる不二……そりゃあ幾度となく追いかけっこをしてきた私は脚力には自信がある。まあ、スタミナもちょぴっとは。
でもなんだよ、脚力もスタミナもパワーも、男と女じゃ上限も違うし、基本も違う。どうしたって越えられない壁ってものがある。
くっそ!!!こんなんだったらもっと普段から努力しておけばよかったっ!!!!
轟々と燃え盛る闘気、夏を呼び起こすくらい燃えてしまう闘争心!!!
怒りの沸点を越えた憤りは、ふいに浮いたチャンスボールを見逃さない。
すべての力と根性と精力をかけて。

「ドこんちくしょーーー!!!」

きっとエースを狙え!とかだったら光り輝く光の筋がボールの軌跡を追ったと思う。それくらいあのスマッシュは素晴らしかった。
だがしかし、懇親の力を込めた究極一撃スマッシュは、やっぱり羆なんたらに返り討ちにされてあっけなく散っていった。
フッ………。

「獅子は兎を狩るときでも全力を出し尽くすというからなあ」
ざわめく外野の中、乾の声が飛びぬけて聞こえてきた。なんだ、私は兎かっつーの!!不二ケモノ!!!食べら………(とか言ったら取り返しがつかなくなりそうだなあ)。
「勝負ついたな」
どこからともなくどこで見ていたんだか、スミレちゃんが現われ不二の勝利宣言をした。
くっ………元はといえば男テニばっか力入れるスミレちゃんにも非はありそうなもんなのに……!!!メソメソ!!(でも言えない)

「……わかったわ、不二。私の負けよ……キヨ君のダイヤルメモリはこのケータイから消し去るわ」
断腸の思いでダイヤルメモリを消去する――――そりゃそうだ、だってこれは貴重な情報収集の要なんですもの……!!!
ギャラリーの中、ひときわ残念そうな顔で乾君がこちらに見ているのに気がついた。(えーい、なんだっていうのよ、もう!!!)
フ……、ボタン一個であっけないなあ。
不二の顔はつやつやと満足そうに輝いている。
「よし、じゃあ次は忍足のメモリー消去をかけて!!!」
う、っわあ!!!!!まだやる気かよ!!!!
「えー?試合直後で疲れてるんだからやめようよ、ねえ」
「フフ、なんだか今日はすごく調子がいいからこのまま朝まで耐久ラリー!!!とか言っても大丈夫そうだよ」
「あんたは大丈夫でもこっちが大丈夫じゃないやーい!!!」
うわぁん!!!なんて泣いたフリをしつつコートに背を向け滑走する。
「あ、!?」
このまま逃げおおせてしまえば無効よ、てゆうかなにもはじまってないけど!!これ以上消してたまるか貴重な情報――――!!!



「ここまで来れば……」
校舎裏に逃げ込んだ私は壁からこっそりテニスコートを伺った。
ガンバレ、!!!今の頼みの綱はだけよ、がんばって女テニコートを奪い返してちょーだいっ!!!
「うん、ここまで来ればもう誰にも邪魔はされないね」
ぽん、と肩に置かれた手の感触と驚きに、思い切り身体が強張った。いや、まさか!!!
「ふ、不二!?」
「敢闘精神溢れるスポーツ試合もいいけど、こっちもいいよね」
「わ、きゃ、あ!!」
悪戯に不二が笑い、軽く足を滑らせるように払いのけた。……この卑怯者!!!
前に滑り倒れた私を不二は待っていたとばかりに支え、抱きかかえてそのままそこに腰を下ろした。
細く鋭く薄められた目は至極楽しそうに私の目を覗き、そのまま下から軽く長いキスをされた。
「ん、んーーーっ」
まるでネコにじゃれつかれてるようなキスだったので、始めのうちは身をよじったりなんなりとしていたけれど、しばらくするとそのままにしておいた。
唇を軽くついばんだり、下唇を舐めたりと、なんだか本当にじゃれてる感がしたので思わず笑いが零れた。
それに気をよくしたのか不二はちゅ、と音を立てて口付けたあとはなにもせず、小さく舌を出したまま私の出方を待ち始めた。
私は肩に置いていた手を不二の首に絡め、強かに待ち続ける不二の舌を唇で柔らかに噛んでみたり、自ら唇を合わせてみたり、舌と舌で触れ合うようにすらしてみた。

「ねぇ不二」
「んー?」
ゆわらかな唇のふれあいは好きだった。絶対に言わないけど。
まるで仲のよい恋人同士手のまったりとした時間を過ごすように私たちは触れ合った。
(しかし逃げては拒みまくってるとはいえ、不二の我慢強さには正直驚いてたりする。……浮気でもされてるのかなあ)
「コーチしてよ、テニス」
メモリーは消せないけど、忍足君からとかに貰ったメールは全部不二に見せるよ?
にっこりと、不二が笑った。
どうやら妥協点はここにあったらしい。えへ。





おわりよければすべてよし、戻ったコートではスタミナ切れかけの菊丸相手にが心苦しそうに応戦していた。
ー!!しっかり勝たないと忍足君に今日のの下着はアダルト系☆ってメールするかんねー!!!」
「は!?ちょ、なに言って!!!」「!!!??」

以上に動揺した菊丸(なによ、結局両思いなんじゃん)から、ポイントを取れないわけがなかったのだ。やた!!!







かくして私たち女テニはコートの奪回に成功し、かつ不二周助のテニスコーチをゲットし、我らが味方だと豪語する乾君に情報提供しつつ完璧なる対氷帝女テニ法を習得していった。
なかなかに思い通りにことが進むさまに私だってまんざらじゃあない、と思っていたのは練習試合を3日後に控えふらりと立ち寄ったマクドナルドでキヨ君に出会うまでだった。
不二君からこんなメールが来た、と苦笑しながら見せてくれた写メに私は顔を引きつらせる。
まるでネコにじゃれつかれてるようなキスをする不二と、じゃれてる感がに思わず笑いが零れてしまっている私。

【件名】
千石へ
【内容】
は僕の彼女だから手を出しちゃダメだよ
この通り、僕たちの間は君の入る隙間なんてないんだからね




「ふ……っ」
思わず力を入れすぎた左手が、手にしたコーラSサイズをメコリと潰した。
ポテトにどんどんコーラが染みていってふやけていくのが見えた。


ふーーーじーーーーーーぃーーーっ!!!!


この心の絶叫が聞こえたのかどうなのか、だけども確実にこの目の前にいるキヨ君には感じ取ってくれたみたいだ。
ちゃんも大変だねぇ」
「ええ、本当に」
他校ゆえに不二の全てを知らない。だからこそ強かに私に同情をくれてよこしてくれるのだろう、ありがたいことだ。
今この前にいるのが菊丸とかあたりだったら「愛されてるね!!」なんて言葉をよこして終わりだろう。誰だって自分の命は惜しい。
侮り難し、不二!!!
そりゃあメモリー消したからって向こうから来るメールを無視せずちょくちょく偵察事情などを頂いちゃってるわけだけどさー、うん。



とりあえず煮え切らない怒りを腹に押し留めつつ、帰宅した自宅で不二に「自業自得って言葉知ってる?」と氷点下の笑顔で笑いかけられなんでだか謝ってしまった。(しまった、ケンカは謝ったもん負けだよ、うわぁん!!!)
数日間、不二に逆らえるはずもない日々を送ったことをここに記しておきます。











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10万ヒットキリ番リクエストありがとうございます、ののさんへ。
リクエストどおりできたのか、とても不安です…うへぇ。
た、たのしんでいただければ……!!!

2004/10/6    アラナミ