いちゃいちゃ☆パラダイス・7
■ハッピバスデイ編■






「(ぎゃ!!)」

情けない叫び声を心の中で上げつつ、私、はそこから360度回りそうになるのを抑えつつ反転し、そこから走り出した。
とにかくここから逃げなきゃ!という強い思いに駆られて。
え?なんでこんなに一生懸命走って逃げるかって?
……なんでだろうね(遠い目)
自分でも自分に問いかけ問い詰めたいような気さえする。
そう…思えばこれは条件反射のようなもので、日常茶飯事。
とくにイベントごとが近ければ近いほど、余計に。

ことの起こりはそうだ、多分あの男の女遊びしているのを見てしまったとき。
そしてそれからその男に面白いという理由で気に入られてしまったこと。
挙句、フォーリンラプ(今どき死語?)されてしまったということだろうかっ…!!
まぁ用意周到な罠にはめられ、今や私は不二のカノジョという設定に置かれております。
(でもまんざらでもないじゃんって言うツッコミは割愛してプリーズ)

まぁそんなわけで、イベントごと直前になると、私はいつもより過敏かつスピーディに逃げ回っております。
かの、不二周助から。
なぜって季節のイベント毎に、彼は(私にとって)怖くなるのですよ。
さっきも、思わず視界の端に彼を捉えてしまったので、まぁ勝手に足が動いたというか…さっきも言った条件反射ってやつですよ!
というわけで逃走。
別にそこまで徹底して逃げなくても…ですって?
まぁ…そうかもね。
でも習慣じみた行動に勝手に身体が動いちゃったんだもん。
それよりなにより…今日はそんなこと以上になんかヤな予感が働いたのだよ。
気のせいなんかじゃない。
私はたしかにヤツを視界の端で認めた途端、悪寒みたいなもんが走ったんだ!!

今まで追いかけられて一緒にいたんだ。
時間は短いが、密度は半端じゃない。
半端にして欲しかったけど、ヤツがそれを許すはずもなく…!!
見え隠れする彼の本性、いやむしろあからさま!
大体の察しはついてしまう……。
持って生まれたその外観、物腰の柔らかな対応、そして柔らかな微笑みと優しさ。
それに騙される人間は多いことだって、ちゃんと知ってる。

だから、いつも以上ににこにこしてたのは絶対私の気のせいなんかじゃないーーーっ!
心の中で絶叫しつつ、私は女子トイレへ駆け込んだ。

「うん、私の足もかなり鍛えられてるよね!」
息ひとつ乱れず、心肺数もたいして上がってない。
一応運動部に所属していた者としては誇り高いことよっ!
それはイベントごとと言わず、絶えずこんな逃走を繰り返しているせいなんだけどね、ははは!(……笑えなひ)
「取り敢えずトイレに逃げ込んだのは正解よね〜」
いくらなんでも女子トイレまで追いかけてこないでしょう?
っていうか、いつの間に逃走から追いかけっこになってるかって疑問を抱いたでしょう?
だってね、不二ってば私が気付かれないように逃げても、いつの間にか追いかけてるんだもん。
本当にいつの間にか。
気配すら感じさせないで(人間技じゃないって!)。
ま、用心はこしたことにないでしょう。
私はふふんと笑った。

「んー……取り敢えずドアから出てくのはあまりにも当たり前よね。裏をかいて窓から!」
1階だから大丈夫〜☆
なーんて意気込んで、開いた窓に足をかけたその瞬間。

「やぁ、なにしてるんだい?」
キラキラ笑顔1、5割増。
見れば、隣の男子トイレの窓から今から出んとばかりに窓に足をかけて。

ィヤアアア。

顔面蒼白とか、ムンクの叫びとか、そんなん一切合切通り越してのっぺらぼうな気分。
っていうかのっぺらぼうになりたい…!
のっぺらぼうならきっと"ワタシ 野ペラ棒子デェス。ノット Vv"とか言って切り抜けられるのに…!!
それはどうかと自分にツッコミ入れる余裕もなく、プチ混乱。
プチ焦り。
プチどうしよう。
プチ…ってなんでもプチつけりゃぁ可愛いってもんじゃないでしょ、自分!
逃げろ!

とうっ!とウルトラマン気取って窓から飛び降りて、私はまた走り出す。
無駄だとわかっても足掻いてしまうのは人間の心理だよ、ワトソン君!
ははは!と声にならない笑いをしつつ、逃げろ!逃げろ!逃げろ!
もはや意地!それ以外のなんだと!

「あのね、僕から逃げられるわけないなんて、わかってるでしょ?」
「ぐえっ!!」
後ろから聞こえる声、そしてカエルの潰れたような私の声。
ちッ…窒息……!!
あんた…!首根っこ掴むならまだしも、なんで制服の襟首掴むのよっ!!
へたり込んで首を抑えて、取り敢えず睨む。

「大丈夫?」
「あっ…、あんたがやっといてンなこと言うかぁあ!!」
仮にも彼女に!彼女にですよ!?
ううっ…苦しかった! 
これは暴力だわ!一種の暴力!ちくしょう、キレイな顔して恐ろしいのは性格だけじゃなかったのね!

「苦しいの嫌だったら次から逃げるのやめればいいんだよ」
ぐ…ぐふぅ。
まかりなしに正論かも。
「にっ…人間には心理的なものが先に作用する場合があるんですぅっ!」
「そうなの?」
「そう!」
胸を張って言い切って、きっと次はそんな私を問い詰めるに違いない。
ああ違いない!

「ま、いいけどね。それより僕の話聞いてくれる?」
おりょ?
次の行動がいつもと違う。
…いつもの1、5割増の笑顔は、なにか企んでるのを含めて機嫌もいいってこと…でしょうか。
「えーと?」
まぁ自分で自分を追い詰めるようなことはしたくないので、たまには素直に聞いてみましょうか。
「ど…どうぞ」

「今日、は僕の家に泊まることになってるから」

「は?」
大きく開いた口が塞がらないようだ。
顎が外れなかっただけでもうけもんだ、きっと。

「明日はちょうど金曜だし、大丈夫だよ」
「や、そうでなくて」
いやいや休日前に友達の家に泊まるのはよくやるので、そんなことは問題じゃないっすよ、旦那!
もっとこう本質的なものがさぁ!ねぇ!

「もちろんうちの家族は大手をふるって大歓迎だよ」
「や、だからぁ…」
だから旦那の家族が大歓迎ってのも本質的とはちょっと違うゾ☆
っていうか私の言葉をみなまで聞いてくれ…!

「お義母さんはいいって言ってたし、仕事終わったら僕の家に来るって」
「は?お母さん?いやちょっと待て、あんた今妙なニュアンスで……」
「ホラ、僕の誕生日だから、1日前にみんなで祝おうって言ってくれたんだよ、お義母さんが」
「だからあんたまた今妙なニュアンスで…って、なに!?お母さんが発案したの!?」
「そう、だから今日は一緒に帰ろう」
にっこりと、有無を言わさないような笑み。
それ以前に、確信的に恍惚としたものが含まれているような気がする。
……なんかヤな予感っつーか、悪寒が……ッ!

「…………………………………………………………………………だめだ!」
「どうして?」
ずい、と詰め寄る不二に、私は一歩足を後退させた。
「ヤ、どうしても!」
「今日くらい一緒に帰ろうよ」
視線を合わすことができない!怖くて!!
私はまた逃げるようにまた一歩二歩と後退。
「ごめんなさい、お願いします!どうしても!」
「ふーん…理由は?」
ぎゃ!
なんか視線が冷たく痛いものに変わったような気がする!!(滝汗)
っていうか、なんか予想するまでもなくこのまま行くと………

…背中にあたった木の感触に涙する。
やっぱり………(泣)

スッと両手で行き場を塞がれて、逸らしていた顔を真っ直ぐ矯正させられる。
それでも最後の足掻き!視線はまだ逸らしたままで!
「………
声の調子からしてきっと今笑ってなんかない!ヤバイ!ヤバイぞ、この状況は!

「ぇえっとぉ…ちょぉ〜っと後輩に用が……」
「桜乃ちゃんなら今日は休みだよ」
「………えー、スミレちゃんに………」
「一緒について行ってあげようか」
「………………更衣室に忘れ物を……」
「待ってるから」
「…………………」

ああ……そうだ。
私がこいつに勝てるわけがないじゃん!(涙)
でもね、さっきから不二の笑顔にはどことなく確信的に恍惚としたものが含まれていたのだ。
なんか…このまま折れたら一生後悔するような気が……ッ!
そんな気がひしひしと……!!

「えーと、ホラ。いきなりだから私バースデイプレゼント用意してないの。だから買いに行かせて!」
そう、実はコレが本音、デス。
「うん、(そんなの百も承知だから)別に構わないよ」
「……いや、私が構わなくないから(なにか今……)」
「別にいいって(勝手にも貰うから)。が(身をもって)祝ってくれるだけで充分だよ」
「(うぁ!)」
嘘。
嘘だ。
ぜぇ〜ったい嘘!!
なんか一見(一聞?)ありがたいキレイごとに聞こえるけど、この男が…物欲に激しいこの男が、そんな優しい人っぽいことを当たり前のように言うわけないじゃん!
優しそうに見えるのは外見だけなんだから!
ないなら勝手に貰うとかなんとか思ってるんだ、絶対!!
それもあらかた予想がつくあたり、もう!どうしろと!!

「…………………わかった……せめて帰りにコンビニ寄らせてください……」
「うん」
ちらりと伺うように不二の顔を見れば………うあ。
笑ってる。
笑ってるよ。
すんごい笑顔。
ヤな……笑顔……。





「いらっしゃいちゃんv」
不二家の玄関をくぐったら、優しそうな声がした。
顔をあげれば、ここまで出迎えてくれたらしいエプロン姿の優しそうな女の人。
うわぁ…不二ってお母さん似だったんだ。
そっくし!
「あ、どうも…お邪魔します」
「悠紀子さんはもういらっしゃってるの。後は主役達を待つばかりだったのよ」
「はぁ…………(主役達?達って?)」
「あ、そうなんだ」
先を促されて案内される(ちなみに悠紀子というのは私の母のことだ)。
………なんかすごい気になることを、そこはかとなく言われたような気がするんだけど……?
間違えただけ…よね、きっと。
っていうかワンセットで見られてるだけよね、きっと……。
リビングへの扉が開けられると………


パン パン パーン


うをっ!?
クラッカー!!?
びっくりした!
誕生日とかにはつきものだもんね!

後ろにいる不二を振り向けば、嬉しそうな顔をしてて。
なんだ、年相応って感じじゃん。
私もにっこり笑った(誕生日ぐらいはね)。
でも次の瞬間、まさに私の周りだけ氷河期が訪れた。



「「「「婚約おめでとーーーー!!」」」」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・ ・・ ・・ ・ ・ ・  ・  ・ ?

          は  、い ?


にこやかに笑ってるうちの悠紀子お母たま(少々酔っ払い気味)。
その隣で酔っ払いつつも上機嫌のご様子の、(多分)不二のお父上(外国のお仕事からわざわざ帰られたんですか?)。
さらにその2人にお酌をしているらしい噂の美人姉、由美子さん(その笑顔は確信犯の笑みですか!?)。
そんな3人の中所在なげに私達(むしろ私)を(憐れみにも似た瞳で)見ている裕太君…(あなたなにか罪悪感とか今感じてない?)。
そしてにこやかながらにも確信犯めいた笑顔をしなすっている不二のお母さま(遺伝子だ!)。
なにより、してやったりとでも言わんばかりに恍惚と微笑んでいる不二!!


 ハ メ ラ レ タ ! !


、法律的にはまだ認められないけど、絶対に幸せにしてみせるから!」
手に手を取って(私はんなことしておらんがな)、ぷろぽぉず。
しあわせにしてみせるからなんだってんだ!
だから親公認で付き合おうとかそういうやつですかい!
後ろから聞こえる野次(酔っ払いめ!)が、痛いほどうるさい。
まるで捕らえた獲物は逃がさないとでも言うように微笑む不二のお母たまに、遺伝子の恐ろしさを垣間見た、まる


まっしろになった私の頭にその後の記憶なんぞない。



















気がついたら私は不二の部屋にいた。
、大好きだよ」
正気に戻って我に帰れば、私に覆い被さる不二………
「い、いぎゃーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「……または色気のない叫び方をするよね」
「なっ、なっ、なっ………!!」
「ああ、なんでこんな状況かって?」
くすっと楽しそうに笑う。
「僕にバースデイプレゼントくれるんでしょう?」
やっぱり!!
予想通りというかなんていうか……
マジで勘弁してプリーズ☆
「…構わないって言ったじゃん」
「うん、構わないって言ったけど、貰わないなんて言ってないよ?」

うあ。
子供の屁理屈だよ!強引だよ!!
や、それが不二なんですがね!(マジ笑えないけど)
だけどそれにひるむ私じゃない。
ちゃんと予防線は張ってあるからね!

「ああそう、だったら今あげる」
覆い被さる不二の下からするりと抜けて、転がっていたカバンの中から袋を取り出す。
コンビニで買ってそのまま。
値段が書いてあるシールもついたままのドロップス。
桜乃にあげるはずだったリボンも即席で結び付けてあげる。

「ハッピーバースデイ」
ん、と横柄に手渡して、ふんぞり返る。
カランと小気味良い音を立てて缶の中のドロップスが揺れた。
「…………………」
「ウレシスギテコエモデナイデスカー(棒読み)」
そしたら不二が微笑んだ。

かぽん、とフタの外れる音。
からん、と不二の口にいっこおさまって。
ちゅぽん、と私の口に吸い付いた。

「………んッ」
吸い付かれた唇と唇を中継点に、行き来するドロップス。
リンゴ味のドロップスがとけきってなくなるまで長いキスをした。
頭は酸欠でも、気持ちよくてふらふらする。
くらくらした脳は、いともたやすく不二の罠にはまってしまうのだ。
ドロップスの缶にかけられたリボンが、いつのまにか私の首にかけられてるなんて。

「もっとくれる?」
なにを?
ドロップスを?
私を?

「うん、あげる」
肯定して、不二の唇にくちづける。
驚いたような不二の目。
それから本当に優しく薄められた。

そんな周助が私は大好き……………………………………………………………………
なのだけれど。

「ごめん!!」
勢いのまま思いっきり突き飛ばして、そのまま私は裕太君の部屋に逃げ込んだ!
この一家の中で1番まともな精神を持っているのは彼だけだと思ったから!!

「ちょっ……!!さん!?」
「かくまえ!頼むからかくまってくれ、不二裕太!!」
頼み込むのを通り越して命令。
部屋に入った瞬間鍵はかけたし、重しついでに机も置いた(火事場の馬鹿力ってヤツね!)。
ドアの向こうから不二の声が聞こえるけど敢えて無視!
はまるものか、罠などに!
巧妙な罠に、今まですべてすべてかかってきたけれど!
そうやすやすと何度も引っかかるものか!!

確信犯めいた笑顔も!
含みのある言葉も!
恍惚そうな笑みも!

騙されないんだから!!

「それはそうと不二裕太よ、なんで今日こんなことになったのか説明してもらいましょうか」
「は…ハァ………?」
困惑する彼にどうして今日あんなもんが開かれたかを問い詰めること小一時間。
不二に対する愚痴を零すこと2、3時間。
それから妙に同調して盛り上がること朝まで。

すっかり疲れて寝不足になった頃(でも満足)、気の緩んでいた私はかくまってもらってることなどとうに忘れ廊下へ繋がる扉を開けた………………………………………………………………………………………………
ら、ものすごく腹を立てているらしい様子の不二が私を出迎えた(どうやら昨日からずっといたらしい)。





「………は僕と一夜を過ごす気はなくても、裕太とならいいんだね………」
「い、いやっ!それは誤解だ兄貴!俺達は話していただ」
「裕太は黙ってて」
ずい…と詰め寄る不二。
その一歩一歩にすら怨念が込められてるんじゃないかってくらい怖い。
さっきまで私を襲っていた睡魔など不二に恐れをなしてどっかいってしまったUu

?」
冷や汗がとめどなく流れるようだ……!
「なっ、なによぅっ!周助が悪いんじゃないっ!」
「…………………へぇ」
「!!」
この部屋の温度が一気に下がったような気が!!
ヤバイ、本気モードだ!目が開いてる!
怖ッ!
っていうか裕太君はすでに逃げの態勢に入ってるよ!ズルッ!!

「だっ、だって周助なにも言ってくれなかったじゃない!
昨日の事だってそうだし!
いつも自分の思ったように行くよう罠張り巡らしてるし…
ことあるごとに押し倒すし………
……………周助私のこと本当に好き?
……………本当は、……ただのっ、身体目当てなんじゃないの……?」
俯いて、黙って、瞬きしないよう必死に目をこじ開ける。
半分本音の半分演技。
これで涙がプラスされれば多分どうにかなるから!!

……………!」
ぎゅっと抱きしめられて、苦しい。
だけど、さっきまで部屋中に満ち満ちていた妖気っぽいのはなくなった(発生源がコレだからね)。
あれは苦しいどころか重々しすぎて潰れる一歩手前だったから、まぁ…いいか。
「嬉しいよ、がそんなふうに思ってくれてるなんて………!!
大丈夫、が好きで好きでしょうがないだけだから。
婚約の事だって、をずっと僕に縛り付けて離さないでおきたいから。でも話したら絶対に嫌がるでしょ?
でもね、僕はにはずっと僕だけでいて欲しいから、すぐエッチしようって言うのは……
本音を言うとさっさと既成事実作って孕ませておこうかなぁって思って………」
「…………………………」

ごめん、開いた口が塞がらない。
ちょっと待てや、コラ。
愛情が歪んでる。
果てしなく歪んでる。
歪みすぎて後ろの裕太君も顔を引きつらせてる。
っていうか私もきっと引きつってる。

「でも、がそういう気持ちだったら、今すぐにでも結婚できる国に移住しよう!うん、それがいいや!」
や、よくないって。
ぜんぜんよくないってば。
「……………すみませんが、このお話謹んでお断りさせて頂きたく存じます」
別の意味で涙が零れそう。
「えっ、どうしてだい?さっきは……」
「……不二なんか大嫌いだー!!」
「え、!?っていうか今名前で呼ばなかったね!!?」

振り払って走り出す。
その歪んだ性根叩き直してきやがれってんだ!ハッ!
後は任せた裕太君!!
私はもう疲れたので家に帰って寝マス!
背後に感じた重々しい空気。
階段を下りるところで感じたけれど、無視して家から飛び出した。

せいぜい裕太君に八つ当たりした後気付けばいい。
28日の日付変更とともに送られたメール。
グリーティングメールだから自動送信済み。
あの部屋の前に朝までいたあんたは、気付いてないでしょ?




素直にさせてみせるのは、男の甲斐性でしょ?
     ハッピーバースデイ 周助





追いかけっこは、まだ続く。





-------------------------------------------------

ハッピバスデイ☆不二周助!
そして皆様、アンケートご協力どうもありがとうございました。
取り入れられてたり、いなかったり。
いろいろです。
本当は誕生日夢あと3本くらい書きたかったです。
無理でした(爆)
私の独断と偏見で選りすぐって書かせて頂きました。
そういや、いちゃぱらの更新も久しぶりです。
・・・ごめんなさい、saly-cさん、ゴッキー飛ばしちゃいました。
多分次です!

つーわけで、誕生日記念なんで、フリー配布です。
反転隠し文字あるので、気をつけて持って帰ってくださいまし。

c : Vanilla Radio
あらなみかいり

2003/2/28