breakfast at laboratory






いない。

広間の職員用の席 左側から数えた方が早いあたりにいる
あの、黒い 黒い 陰気な彼がいない。


「・・・・・」

「どうかしましたか? 
「いえ、何でもありません マクゴナガル先生」

先生に聞いてもいいんだけど・・・
後で何か言われたら面倒だしなぁ・・・

「先生、部屋で朝食を取ってもかまいませんか?」
「ええ、どうぞ。 何か気になる事がおありなのでしょう?」
「あ、わかります?」
「もちろん 貴方、広間に入ってまだ何も口にしていませんもの。普段なら考えられませんよ」

さすが先生 よく見ていらっしゃる 降参です

「じゃ、失礼します」

あ、でも よく考えたらどこにいるんだろうスネイプ先生。
たぶん地下の研究所だよね〜
昨日も何かうだうだやってたし
テスト前って全然相手してくれないし

二人分の朝御飯て結構 重いなぁ・・・
ここで食べちゃおうかなぁ・・・
それにしてもスリザリンの寮って不気味だね
ここの寮じゃなくて良かった

っと、通り過ぎるとこだった 不気味な上に解りにくいよスリザリン。あ、標語みたい


「さあ、どうやってノックしようかな・・・」


・・・今、声がしたのは我輩の気のせいであろうか そうであって欲しいのだが
そうではないらしい 

まったく、朝からがさがさと騒々しい
朝食に現れない我輩をいぶかしんでここまできたのだろうな 予想通りだ 
さっさと入ってきたらどうだね 何をしている・・・・?
すこしは遠慮とやらを覚えたのか?
しかたない あけてやるか



「わあ!!」
「っな!」



手が出ないとなれば足が出るのは普通だよね?
ねぇ・・・・ 

「何を、しに来たこの馬鹿者」
「ひっどいなぁ 先生のこと心配して見にきたんですけど」
「酷いのはどっちだ 足で蹴り開けようとするとは・・・」
「先生が中々開けてくれないからですよ、外にいるのが解ってたなら さっさと開けてください」

このようなことになるなら おとなしく仕事を切り上げ朝食を取りに行くのだったな
まあ、が運んでくるという見込みは大当たりだったのだが

「もういい、朝食を運んできてくれたのだろう」
「そうそう、忘れかけてた。はい、どうぞ先生」

ああ 私もまだ何も食べてないんだった 先生の馬鹿 
やっぱり先生の入れた紅茶はおいしいなぁ朝はミルクティーにチョコマフィンが最高だね
うん?先生なんで食べないんだろう 
それどころか眉間のしわがドーバー海峡なみですよ

「食べないんですか?先生。せっかくもってきたのに」
「食べるも何も 何だこれは・・・デニッシュやら、マフィンやら、甘いものばかりではないか」

これは嫌がらせなのか?
ならば我輩もグリフィンドールに対する態度を変えなくてはならないのだろうか

「そうですけど・・・もしかして先生甘いもの嫌いですか?」

なんてね、せめてもの嫌がらせですよ

「嫌いではないが 出来るなら避けてとおりたいという程度だが 朝からは・・・・」

ここで嫌いだなどというと それこそ鬼の首を取ったように甘いものをもってくるだろうからな
用心に越した事はない

「じゃあ、何が良かったんです?」
「我輩は、カンパーニュにレバーペーストを塗って食べるのが好ましいな」
「うわ、先生このホルマリン浸けにかこまれた部屋でレバーペーストですか 趣味悪いですよ」
「うるさい それに口に物を入れたままで喋るな」

あ、でも

「先生の好みとかの話ってはじめて聞いた気がします」
「そうか?」
「そうですよ」

「とにかく、覚えておけ」

ちょっと先生 それって――

「それって、また朝食を二人でどうだねマイハニーってことですか?」
「違う」
「即答ですか」
「黙って食べろ」
「楽しくない食事は消化に悪いんですよ」

・・・・無視ですか

くやしいけど先生の顔がちょっと赤くなってるから許してあげよう





-----------------------------------

デフォルトでルースネ小説。(ぎゃあ!
名前全然出てこないねぇ・・・・
ドリ小説をデフォルトで読む人はいるんでしょうか?いや、いまい(反語
なら☆とか■でもいいのかな でも それはあまりにもまぬけではないだろうか

そうそう、元題は「ティファニーで朝食を」もう、ほぼ自己満足なネミングウェイ。
オードリ―が好きなわけじゃないんだけどね この映画見てないし(酷

話の内容についてはもう何も聞かないでください お許しくださいお代官様(謎

トラ


2002/7/30