「なんであたしがそんなことしなくちゃいけないのよ！」
「そ、そんなこと言わないで、お、お願い！！」


きびすを返してそこから立ち去ろうとするの足に、ロングボトムはしがみつきます。
弱いくせにこういうことだけは根性があるようですね。
なんどが振り払おうとしても、絶対に離そうとしません。

「しつこい！」
「絶対に離さないぞ、君ならやってくれそうな気がするんだ！」

なんどもなんども同じ事を繰りかえすロングボトムに、は大きくため息をついたのでした。




「わかったわよ…」