「リドエル、超音波!」

は指差しリドエルに指示を伝えました。
だけどリドエルはまったく動こうとしません。


「ちょ、ちょっとリドエル戦いなさいよ!」
「うーん、どうやら技のPPがなくなってるみたいだよ、


こ、これは大ピンチです!
ゴーストのようなものだから、物理攻撃は効かないと思って今まで最前線で戦わせていたのがいけなかったようですね。
どうしましょう。


「僕は君を守るって言ったけど、君を庇うにもこの身体じゃすり抜けちゃうしなぁ…」


あっはっはと笑うリドエルに、は真剣に冷や汗をかいてゆきます。
笑い事ではありませんね、スネイオウの攻撃の手はやみませんよ。



「いつまでも話していると、痛い目にあうぞ!」


おおっとスネイオウ必殺のおどしがでました。
マジモンだけでなくトレーナーにも危機感を与える恐ろしい技です。
そしてきまって次にいやみ攻撃がでるのですが…!!



「え、あ、あ…!!」


ああ、もう考えている暇なんてありませんよ。
かわりのマジモンを出すのです。




「行け、フレジョ!」