昔々あるところにマジモンマスターになるという大きな夢をもったヒロインがいました。

「うふふ、マジモンマスターになったら世界中からインタビューが来て一躍大スターよ!」

なんともどうしようもない野望を持っているようですねえ。
でも大丈夫、のしたたかさとその容姿は間違いなくその業界で通じて安心できるものみたいです。
は大きな夢を胸に抱いて故郷のホグワーツ村を後にしたのでした。




「さぁて、まずはマジモンを手に入れなきゃなんないんだけどなぁ」
草むらをかきわけかきわけ進むですが、なかなかマジモンと遭遇しません。
そもそも、マジモンに遭遇したとしても、どうやってそれをパートナーとすればいいのでしょう。
はマジモンスマターになるという夢を持っていましたが、マジモントレーナーになるための基本的なことをなにも知りませんでした。
目先の欲にとらわれすぎていたようですね。

「しまったかも……」
ちょっぴり焦ったは、どうしようかとあたりを見回しました。
村の外は野生のマジモンがたくさんいるはずです。
それに戦いをしかけてくるトレーナーがいないとは限りません。
よく考えれば、ここまできてなにも遭遇しなかったのがよっぽどの幸運に思えてきます。


そのときです、どこからともなく人の声が聞こえてきました。

「あっちの茂みの方からだわ…」





行ってみる

怖いから行かない